VOICECROSS TALK

TALK MEMBER

2016年入社 熊谷 幹也

2021年入社 吉村 珠美

2021年入社 畑村 美希
女性技術者の働く環境と
その秘訣
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畑村
私がこの業界で働き始めた頃は、女性はこの業界の“ちょっと変わったもの”みたいな存在でした。そんな中で、「そこまで配慮してもらわなくても、ある程度対等に働けるんだよ」って分かってもらうための努力は続けてきました。働く女性にとって、出産や育児などについて環境面では以前よりも良くなったのかなと思いますけど、意識の面で考えると周りからの理解はまだまだなのかなっていうのが私の実感です。
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熊谷
畑村が言った通り、実際に昔は今に比べて仕事量が多かったというのもあって、「忙しい時に出産や育児で休まれちゃうと…」っていう空気は確かにあったね。今は女性の進出に対する世の中の空気感も変わってきているし、僕個人的には、“女性だから”“男性だから”っていう意識を持ちたくないし持たないようにしてきた。ただ肉体労働の部分では、身体の機能的に違う部分はあるからそこはしょうがないのかなっていう思いもある。
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吉村
入社前のイメージでは、「女性だから休みがちになったりするんじゃないか」なんて懸念されているかも…と気にしていましたけど、いざ入ったら“女性だから”っていう目で見る人はいない環境だったので、特段努力っていうのはしていないかもしれないです。でも1つ、気をつけていることを挙げるとすれば、今って逆に男性上司の方は女性社員に対してハラスメントにならないよう気をつけようと構えたり、距離を取るじゃないですか。そいうのは実務をやりづらいと思ったので、自分から素を出すようにして、変な気を使わせないようには気をつけてました。それが苦だったとかはないですね。
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熊谷
女性への配慮で言うと、吉村の入社当初に仕事で一緒に沢の調査へ行ったとき、結構な山奥だったので流石にトイレの心配はしました(笑)それ以外は僕も逆に意識しないようにしていたかな~。
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吉村
初めての仕事がそれでしたね、沢調査!

エーティックや仕事の魅力
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畑村
エーティックは、男性女性問わず活躍できる会社の土壌づくりを社長はじめ、周りの上司達も進めているので、いろんな働き方や場所を選択できるようになってきていますね。あとは、不安や懸念に感じていることをさらけ出しやすい環境になっているなと感じています。
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吉村
私も、その通りだと思います!風通しが良くて相談しやすい環境だなと思いますし、受け入れてくれる方たちが多いですね。特に上司は親身になって話を聞いてくれる人が多いから、そういう点では性別関係なく部下としてもすごくいい環境だと思います。個人的には、想像していたよりも働きやすいと感じているので、この業界に入るか迷っている方たちや女性でやっていけるか不安という方はそんな気にしなくても大丈夫だよ!って言ってあげたいです。
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畑村
逆に私は、不安を持ったままエーティックに飛び込んでもらってもいいと思っています!いろんな不安を隠して働き続けるのは無理が出てきちゃうこともあるので、それを相談できる環境なのがエーティックの強みだと思う。女性技術者だけでなく事務方にも女性はいますし、男性でも理解ある方がたくさんいて、そういう色んな機会の中で不安を吐き出せればいいので、業界的に女性でも活躍できるのかっていう不安で足踏みしている方は、もっと気軽にエーティックに来てみてほしいです。
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熊谷
その通りだね~。多様性の時代だからこそ、人と自分は違うことを認めていく必要があると思う。エーティックは、そんなこともさらけ出してお互い認めていこうよっていう空気になっていますね。現状で残業を0にするのは難しいという課題はありますが、この仕事はスパンが長いのでぐっと集中して仕事をしてその分休みを取るとか、今日は早く帰るとかっていうのを、自分でコントロールしやすい職種です。自分のペースを掴んで、そこを調整できるようになってくれば結構自由な仕事なので、そこが建設コンサルタント業界の魅力だと僕は思います。

建設コンサルタント業界の
未来
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熊谷
僕が社会に出た頃からすると、圧倒的にパソコンやAI・CADとかの発展が著しい。今後、車とかの自動運転が主流になってくると社会基盤も変わっていくだろうから、置いていかれないように僕たちも変わりゆく技術についていかなきゃいけないよね。それと同時にいろんなツールを駆使して、どこでも働けたり、介護しながらでも働けるとかそういう流れにはなっていくのかなと思う。
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畑村
そうですね、道路構造物は本当にたくさんあって生活に必要なものなので、永遠に求められ続ける仕事だと思います。これから先、人手不足や高齢化っていう課題は絶対あるので、熊谷部長の言う通り、技術についていかなければいけないし、その上で業界を支えていかなきゃいけない。新しい技術を使ったり、自分の知識を広めていったり、他業界からの知恵を借りたりして、住みやすい環境づくりに少しでも貢献できるといいなと思います。
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吉村
私は将来、車は飛ぶと思っているので、また新たな分野が出てくるんじゃないかなと思っています。色んな乗り物が出てくると、それこそ生活の基盤もたぶん変わってくるので、そういう新しいことにどんどん順応しつつ、今よりお金がもらえたらいいな…と思います(笑)
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熊谷
どうしても日本は台風とか地震とは切り離せない環境だから、今あるドローン然り今後出てくる新しい技術を使って「みんなを守る」っていう使命感のもと頑張れば、きっと仕事も増えて吉村の願いも叶うんじゃないかな!