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社内技術発表会

第28回社内技術発表会

最優秀賞に山本岳さんの「データベースとGISを利用したデータ分析」

当社では9月24日、社内技術発表会を開催しました。28回目を迎えた今回は、調査部と計測事業室、設計部から若手技術者4人が、各専門分野の業務で得た知見や見解を論文にまとめ発表しました。

社内幹部による審査の結果、最優秀賞に設計部道路・河川グループの山本岳さん、優秀賞を設計部構造グループの三木克則さんが受賞しました。若手・中堅技術者のプレゼンテーション力や技術資料作成技術などスキルアップと、社内全体の技術力の底上げ、コミュニケーション力の向上などを目的に毎年実施しています。今回は、新型コロナウイルス感染防止の観点から初のリモート開催となりました。

開催に先だって、舟田幸太郎社長は「リモートによる発表会では、臨場感が感じにくい、ということはあるかも知れないが、プレゼン力を磨く貴重な機会ととらえ、ウィズコロナ時代のフロントランナーとして、今後を期待している」と期待を示しました。

発表者は、調査部環境グループの植田雄大さん(国立公園内における在来種を用いた法面緑化)、計測事業室テクニカルグループの鳴海翔さん(テーマ:トンネル掘削におけるCIMの活用事例)、設計部構造グループの三木克則さん(塩害環境下においてPC鋼線が破断したプレテン床版桁の補修設計~維持管理性を考慮した補強工法の選定~)、設計部道路・河川グループの山本岳さん(データベースとGISを利用したデータ分析~帯広広尾自動車道冬期気象観測業務を事例として~)の4人。

参加者からの質疑では植田さんの発表に関して「エゾヌカボの優位性が示されていますが、この種を全面的に使うことに問題がありますか」という質問に対して、植田さんは「浸食防止の観点では、混合した方が強度の上昇につながります」と回答し、CIMの活用については、実際にCIMを使った感想について「計測の状況が断面だけではなく、全体が俯瞰して分かることで、より作業の効率化などが進みました」(鳴海さん)など、活発な質疑応答が行われました。 社内の審査委員による審査の結果、最優秀賞に山本岳さん、優秀賞三木克則さんが選ばれました。審査委員を代表して岡田正之専務は「全体的に今話題になっているテーマを取り上げ、質疑応答を含めレベルの高い発表会になりました」と講評し、最優秀の山本さんの発表については「ビッグデータの活用という、会社にとっても今後の方向性を示す発表でした」と高く評価しました。最優秀賞の山本さんは「受賞して本当に嬉しい。これをきっかけにさらに技術を磨いていきたい」と喜びを語っていました。



最優秀賞を受賞した山本さん(左)と優秀賞の三木さん(右)